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2012
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シンハラ語(口語)入門 12 接続詞 1
CATEGORYスリランカ
シンハラ語(口語)入門第十二回、今回は文を繋ぐための接続詞とかについて書いてみる。
ほんとはもうちょい基本的なとこ書いてから書きたい内容なんだけど、最近授業でよく出てくるので整理しないと俺がヤバい(汗
一番目の文は動名詞の形になっているが、それは後日動詞の変形としてやるつもりなので追いとくとして・・・。
යි イ は英語で言う and に相当する語句で、යි イ を使えばいろんなものを何個も並列に並べることができる。
ただし英語の and とは違って、途中の語句だけでなく最後の語句の後にも入れなければならない。
二番目の文は යි イ の前の文字が子音(පැන්සල ペンサラ = 鉛筆 の複数形で පැන්සල් ペンサル、පෑන ペーナ = ペン の複数形で පෑන් ペン)の形で、こういう場合はその文字を උ ウ の母音に変化させなければならない。
その他、他の語尾に来る語句、例えば目的を表す ට タ と යි イ が両方付くような場合は ~ටයි ~ටයි ~タイ ~タイ みたいな感じになる。
三番目の文は動詞の後にそのまま යි イ が来る形だが、こういう風にすると~したり~したり、という感じになる。この場合締めに කරනවා カラナワー = する とかが必要。
こういうのについては、前回やった完了形で繋ぐ形式でも似たようなものを書くことができる。こんな感じ。
何が違うかというと、යි イの方は両者が並列なのに対し、完了形の方は飲んでから食べたというニュアンスになる・・・まあ大概の場合どっちでも困らないんじゃないかって気がしなくも無いが(^^;
これは判りやすいと思われるが、疑問文の ද ダ の後にもう一つ疑問を付けるとどっちにしますか?という感じの文になる。
これも判りやすいと思われるが、疑問文の ද ダ の後に否定疑問の නැද්ද ネッダ とか(二番目みたいに否定疑問が別の語句になるケースではそっち)を付けるとするのしないの?という感じの文になる。
名詞 + ත් එක්ක ッツ エッカ で ~といっしょに だとか ~も入れて という感じの文になる。
基本的には後に付けるだけだが、私と一緒に のときだけは මම ママ が මාත් マーッツ というちょっと特殊な変形をする。
වත් ワッツ は否定の場合限定で用いられるもので、~も~も~ない みたいな文を作ることができる。
否定のとき用なので、否定の文と同じく動詞が来る場合は二番目の文みたいに強調形の後に වත් ワッツ を付けることになる。
ただし、三番目のように ~できない みたいに強調形にならない(できる/できないの場合は動詞は常に命令形)ケースでは、その限りではない。
また、වත් ワッツ は一つだけでも用いることが出来て、その場合四番目の文のように 私でさえも みたいなニュアンスになる。
その他例えば疑問詞と組み合わせて මොනවවත් モナワワッツ で 何も とか、කොහේවත් コヘーワッツ で どこも とかもできる。
හරි ハリ はようするに英語の or で、上みたいなどっちかみたいな場合に用いる。
この使い方については特に難しいとこはないと思ったけど、හරි ハリ には他の用途も。
こっちも疑問詞と組み合わせることで、මොනවාහරි モナワーハリ で 何か、කොහේහරි コヘーハリ どこか というような名詞を作ることができる。
විතරක් නෙමෙයි ヴィタラック ネメイ で ~だけではなく、英語で言う not only や but also みたいな意味になる。
ත් ッツ は ~といっしょに のとこでも使われてるけど、語尾についてると ~も という意味になる。この構文に限らずいろんなとこで用いる。
ただし動詞の後には付かないので、上の文だと二番目や三番目のようなケースでは付けようが無い。
動名詞(කළ カラ は කළා カラー = した の動名詞)の後に බව バワ または වග ワガ を付けることで、~のこと というニュアンスになるらしい。
この二つは特に違いが無い様子。否定の場合は否定形の形だが、නෑ ネー ではなく නැති ネチとなる。
~のこと というのを表現するのには他に කියල キヤラ という語句があるが、そっちはもっと他のニュアンスもあるのでちと使い方が異なる。
~しかし~ とかを表現するための語句。ガンガン使ってる。
同じ用途の語句がいくつかあり、上にあげた奴以外にも හැබැයි ヘベイ、ඒත් エーッツ、ඒ වුණාත් エー ウナーッツ とかがあるらしい。
ඒ වුණාට エー ウナータ については、一番目の文のように一旦文が終わった後に使う場合はこの形に、二番目の文のように終わらせずに繋ぐときは වුණාට ウナータ だけとなる(ඒ エー = その なので、前の話についてしかし、という感じのニュアンスになるっぽい)。
නමුත් ナムッツ だとそういう変化は無いっぽいが、正直普段は最初に覚えた ඒ වුණාට エー ウナータ ばっかり使ってるので良く分からない、、、
නැත්නම් ネツナン (nætnam) を使用すると、~しないと~になる 的な文となる。
一番目の文では、これも後日動詞の変形のとこでやるつもりだけど、推量形と組み合わせて、~しないと~になるかも という構文になっている。
නැත්නම් ネツナン (nætnam) は、一番目の文のように命令形の文が終わった後に使う以外に、二番目のように文中に入れて使うこともできる。
ただし、この場合直前の動詞は過去強調になって否定のような文章となる模様。なんかややこしい。
接続詞の一種らしいので今ここに書いちゃうけど、ちょっと紛らわしいかも。
これは ~してすぐに という意味なんだけど、後日まとめる予定の動詞の変形のところには ~した後に とか ~した時に があって、これはすぐ後にと強調したい時だけの表現となる。
ගමන්ම ガマンマ の前の動詞は、過去形の動名詞か、この前書いたのとは別の、もう一つの形容詞的に使える完了形(後ろに名詞が続けられる完了形)になる、ということ。
・・・後者については今のとこここ以外で使うシチュエーション知らないし、この用途であれば違いはないらしいので、とりあえず過去形の動名詞で書けばいいと思う(--;
あだ名 こと 正式名称、だとか ~ 略して ~ だとか、そんな感じの文を作るための語句。
普段はぜんぜん使わないけど、たまに必要・・・かなぁ。
種類が多くてつ、疲れた・・・が接続詞はまだこの倍以上も残ってるという事実(汗 とりあえずここで一区切りにする。
2013/2/24 පෑන, උදේ, ලංකාවේ, බැලුවේ の発音を修正。場所の දි を දී に修正。
>> シンハラ語(口語)入門 13 ~しなければならない/~が必要/~が好き/~したいへ
>> シンハラ語(口語)入門 目次
ほんとはもうちょい基本的なとこ書いてから書きたい内容なんだけど、最近授業でよく出てくるので整理しないと俺がヤバい(汗
~と~と、~も~も、~たり~たり
මගේ විනෝදාංශ ඇනිමේසන් ෆිල්ම් බරන එකයි කොම්පියුටර් ගේම් කරන එකයි. マゲー ヴィノーダーンシャ アニメーサン フィルム バラナ エカイ コンピユタル ゲーム カラナ エカイ。 | 私の趣味はアニメを見ることとコンピュータゲームをすることです。 |
---|---|
පැන්සලුයි පෑනුයි අරන් එන්නකෝ. ペンサルイ ペーヌイ アラン エンナコー。 | 鉛筆とペンを持ってきて。 |
මම තේ බොනවායි පැණි රස කෑම කනවායි කළා. ママ テー ボナワーイ ペニ ラサ ケーマ カナワーイ カラー。 | 私は紅茶を飲んだりお菓子を食べたりした。 |
一番目の文は動名詞の形になっているが、それは後日動詞の変形としてやるつもりなので追いとくとして・・・。
යි イ は英語で言う and に相当する語句で、යි イ を使えばいろんなものを何個も並列に並べることができる。
ただし英語の and とは違って、途中の語句だけでなく最後の語句の後にも入れなければならない。
二番目の文は යි イ の前の文字が子音(පැන්සල ペンサラ = 鉛筆 の複数形で පැන්සල් ペンサル、පෑන ペーナ = ペン の複数形で පෑන් ペン)の形で、こういう場合はその文字を උ ウ の母音に変化させなければならない。
その他、他の語尾に来る語句、例えば目的を表す ට タ と යි イ が両方付くような場合は ~ටයි ~ටයි ~タイ ~タイ みたいな感じになる。
三番目の文は動詞の後にそのまま යි イ が来る形だが、こういう風にすると~したり~したり、という感じになる。この場合締めに කරනවා カラナワー = する とかが必要。
こういうのについては、前回やった完了形で繋ぐ形式でも似たようなものを書くことができる。こんな感じ。
මම තේ බීලා පැණි රස කෑම කෑවා. ママ テー ビーラー ペニ ラサ ケーマ ケーワー。 | 私は紅茶を飲んでお菓子を食べた。 |
---|
~ですか~ですか
ඔයා බලන්නෙ ටිවි එක ද DVD එක ද? オヤー バランネ TV エカ ダ DVD エカ ダ? | あなたが見るのはTVですかDVDですか? |
---|---|
ඔයා දැන් තේ බොනවා ද කෑම කනවා ද? オヤー デン テー ボナワー ダ ケーマ カナワー ダ? | あなたは今紅茶を飲みますか食事を食べますか? |
~するかしないか
ඔයා තේ බොනවා ද නැද්ද? オヤー テー ボナワー ダ ネッダ? | あなたは紅茶を飲むのですか飲まないのですか? |
---|---|
මෙතනට කාර් එක එළවන්න පුළුවන් ද බැරි කියල ලයන්න. メタナタ カール エカ エラワンナ プルワン ダ ベリ キヤラ リヤンナ。 | ここに車を運転できるのかできないのか書きなさい。 |
~といっしょに
මම ඒගොල්ලත් එක්ක තේ බොනවා. ママ エーゴッラッツ エッカ テー ボナワー。 | 私はその人達と一緒に紅茶を飲む。 |
---|---|
මාත් එක්ක දෙන්නෙක් ඉන්නවා. マーッツ エッカ デンネック インナワー。 | 私を含めて二人居ます。 |
基本的には後に付けるだけだが、私と一緒に のときだけは මම ママ が මාත් マーッツ というちょっと特殊な変形をする。
~も~も(否定)
මම තේවත් කෝපිවත් බොන්නේ නෑ. ママ テーワッツ コーピワッツ ボンネ ネー。 | 私は紅茶もコーヒーも飲みません。 |
---|---|
මම දුවන්නේවත් ක්රීඩා කරන්නේවත් නෑ. ママ ドュワンネワッツ クリダー (kri:ḍa:) カランネワッツ ネー。 | 私は走るのもスポーツもしません。 |
මම දුවන්නවත් ක්රීඩා කරන්නවත් බෑ. ママ ドュワンナワッツ クリダー (kri:ḍa:) カランナワッツ ベー。 | 私は走るのもスポーツもできません。 |
මමවත් දන්නේ නෑ. ママワッツ ダンネ ネー。 | 私でさえも知らない。 |
否定のとき用なので、否定の文と同じく動詞が来る場合は二番目の文みたいに強調形の後に වත් ワッツ を付けることになる。
ただし、三番目のように ~できない みたいに強調形にならない(できる/できないの場合は動詞は常に命令形)ケースでは、その限りではない。
また、වත් ワッツ は一つだけでも用いることが出来て、その場合四番目の文のように 私でさえも みたいなニュアンスになる。
その他例えば疑問詞と組み合わせて මොනවවත් モナワワッツ で 何も とか、කොහේවත් コヘーワッツ で どこも とかもできる。
~か~か
දෙකක් හරි තුනක් හරි ගන්නකෝ. デカック ハリ ツナック ハリ ガンナコー。 | 2個か3個か取ってね。 |
---|---|
කරනවා හරි නොකරනවා හරි ඔයාගේ තීරණයක්. カラナワー ハリ ノカラナワー ハリ オヤーゲ チーラナヤック。 | するかしないかはあなた次第です。 |
この使い方については特に難しいとこはないと思ったけど、හරි ハリ には他の用途も。
こっちも疑問詞と組み合わせることで、මොනවාහරි モナワーハリ で 何か、කොහේහරි コヘーハリ どこか というような名詞を作ることができる。
~だけではなく~も
තේ විතරක් නෙමෙයි කෝපිත් බොනවා. テー ヴィタラック ネメイ コーピッツ ボナワー。 | 紅茶だけではなくコーヒーも飲む。 |
---|---|
දෙකක් විතරක් නෙමෙයි තව ගන්නකෝ. デカック ヴィタラック ネメイ タワ ガンナコー。 | 2個だけではなくもっと取ってね。 |
බැලුවා විතරක් නෙමෙයි ගත්තා. ベルワー ヴィタラック ネメイ ガッター。 | 見るだけではなく取った。 |
ත් ッツ は ~といっしょに のとこでも使われてるけど、語尾についてると ~も という意味になる。この構文に限らずいろんなとこで用いる。
ただし動詞の後には付かないので、上の文だと二番目や三番目のようなケースでは付けようが無い。
~のこと
ඊයෙ ඉවර කළ බව මම දැනගෙන හිටියේ නෑ. イーエ イワラ カラ バワ ママ デナゲナ ヒチエ ネー。 | 昨日終わったことを私は知らなかった。 | යන්නේ නැති වග ඇහුවා. ヤンネ ネチ ワガ エフワー。 | 行かないことを聞いた。 |
---|
この二つは特に違いが無い様子。否定の場合は否定形の形だが、නෑ ネー ではなく නැති ネチとなる。
~のこと というのを表現するのには他に කියල キヤラ という語句があるが、そっちはもっと他のニュアンスもあるのでちと使い方が異なる。
しかし
මම පිටරට ගිහිල්ලා නෑ. ඒ වුණාට ලංකාවට යනවා. ママ ピタラタ ギヒッラー ネー。エー ウナータ ランカーワタ ヤナワー。 | 私は外国に行ったことがありません。しかしスリランカに行きます。 |
---|---|
උදේ නැගිට්ටා වුණාට තාම නිදිමතයි. ウデー ネギッター ウナータ ターマ ニジマタイ。 | 朝起きたがまだ眠い。 |
තේ බොමු. නමුත් සීනි එච්චර දාන්න එපා. テー ボム。ナムッツ シーニ エッチャラ ダーンナ エパー。 | 紅茶を飲みましょう。しかし砂糖はそんなに入れないで。 |
~しかし~ とかを表現するための語句。ガンガン使ってる。
同じ用途の語句がいくつかあり、上にあげた奴以外にも හැබැයි ヘベイ、ඒත් エーッツ、ඒ වුණාත් エー ウナーッツ とかがあるらしい。
ඒ වුණාට エー ウナータ については、一番目の文のように一旦文が終わった後に使う場合はこの形に、二番目の文のように終わらせずに繋ぐときは වුණාට ウナータ だけとなる(ඒ エー = その なので、前の話についてしかし、という感じのニュアンスになるっぽい)。
නමුත් ナムッツ だとそういう変化は無いっぽいが、正直普段は最初に覚えた ඒ වුණාට エー ウナータ ばっかり使ってるので良く分からない、、、
さもなければ
ගොඩක් කන්න. නැත්නම් ලංකාවේ දී අසනීප වෙයි. ゴダック カンナ。ネツナン (nætnam) ランカーウェー ディー アサニーパ ヴェイ。 | たくさん食べなさい。でないとスリランカで体調を崩すかも。 |
---|---|
ඉඳල හිටල පස්ස බැලුවේ නැත්නම් අන්තරාදායකයි. インダラ ヒタラ パッサ ベルウェー ネツナン (nætnam) アンタラーダーヤカイ。 | 時々後ろを見ないと危険です。 |
一番目の文では、これも後日動詞の変形のとこでやるつもりだけど、推量形と組み合わせて、~しないと~になるかも という構文になっている。
නැත්නම් ネツナン (nætnam) は、一番目の文のように命令形の文が終わった後に使う以外に、二番目のように文中に入れて使うこともできる。
ただし、この場合直前の動詞は過去強調になって否定のような文章となる模様。なんかややこしい。
~してすぐに
උදේ නැගිට්ට ගමන්ම කෝපි බොනවා. ウデー ネギッタ ガマンマ コーピ ボナワー。 | 朝起きてすぐコーヒーを飲む。 |
---|
接続詞の一種らしいので今ここに書いちゃうけど、ちょっと紛らわしいかも。
これは ~してすぐに という意味なんだけど、後日まとめる予定の動詞の変形のところには ~した後に とか ~した時に があって、これはすぐ後にと強調したい時だけの表現となる。
ගමන්ම ガマンマ の前の動詞は、過去形の動名詞か、この前書いたのとは別の、もう一つの形容詞的に使える完了形(後ろに名詞が続けられる完了形)になる、ということ。
・・・後者については今のとこここ以外で使うシチュエーション知らないし、この用途であれば違いはないらしいので、とりあえず過去形の動名詞で書けばいいと思う(--;
~こと、略して
ගුරුතුමා හෙවත් යමද මහත්මයා. グルツマー ヘワッツ ヤマダ マハッツマヤー。 | 先生こと山田氏。 |
---|---|
Blu-ray Disc හෙවත් BD. Blu-ray Disc ヘワッツ BD。 | Blu-ray Disc 略して BD。 |
あだ名 こと 正式名称、だとか ~ 略して ~ だとか、そんな感じの文を作るための語句。
普段はぜんぜん使わないけど、たまに必要・・・かなぁ。
種類が多くてつ、疲れた・・・が接続詞はまだこの倍以上も残ってるという事実(汗 とりあえずここで一区切りにする。
2013/2/24 පෑන, උදේ, ලංකාවේ, බැලුවේ の発音を修正。場所の දි を දී に修正。
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