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30
2012

シンハラ語(口語)入門 番外 文語について

CATEGORYスリランカ
シンハラ語の話だけど、今回は口語ではなくちょっと文語についての解説・・・というかこんなんだったよというお話。

シンハラ語は、最初にも書いたけど通常用いられる話し言葉(口語)と文章やオフィシャルな場で用いられる言葉(文語)が本当に大きく異なっていた。
こういう言語はダイグロシアとか呼ばれるらしい。
なんでも、話し言葉は時代とともにどんどん変化していったのに、書き言葉にはサンスクリット語由来の表現とかが残ったからだとかなんとか(?)

と言われても、たぶん日本人にはピンとこないと思われる。自分も実際目にするまではピンとこなかった。
なので、具体的にどんなところが違うかと書くと・・・
  • 名詞などに男性・女性の区別が出てくる
  • 口語には無かった受動態や変形が存在する
  • というかそもそも単語の95%ぐらいが異なる(涙
上の話はジョークじゃなくマジで。例えば下の文はニュアンスは微妙に違うものの、ほとんど同じ意味のはずが文章構成以外何一つ一致していない(--;

文語මෙහි ඡායාරූප ගැනීම තහනම්.
メヒ チャーヤールーパ ゲニーマ タハナム。
ここは写真撮影禁止です。
口語මෙතන දී ෆොටෝ එක ගන්න එපා.
メタナ ディ フォト エカ ガンナ エパー。
ここで写真を撮ってはいけません。

こんな感じに、日常会話ぐらいをこなせる状態で、ぽんと新聞の記事を渡されたけど、本当にわかる単語が5%もなかった(汗
(自分が未だにあまりシンハラ語が上手でなく単語もあまり覚えられていない・・・というのはあるにしろ、一緒に勉強してたもっと上手な人も全滅だったので、間違いないかと。)

また、変形についても、例えば口語では වෙනවා ヴェナワー の動名詞වෙන එක ヴェナ エカ とするのを වීම ヴィーマ としたり、ぜんぜん違う変形をしたりする。
(もちろん、口語が基礎としてあったうえでそういうのがあるみたいなんだけど。)

なので、口語を勉強すれば日常会話はこなせるようになるけど、それだけだと本当にニュースや新聞は理解できない。
職場なんかのオフィシャルな文書も読めないし書けないしで、なんというかこの言語使い勝手が悪い(--;


番外の番外)コロンボの英語普及率について

本や人によって話がぜんぜん違うので、自分が感じた体感ということで。

スリジャヤワルダナプラコッテで適当に撮った看板

コロンボでの英語普及率は高い。基本的に、外国人だと見れば英語で話しかけてくる。
(まあ英語判んない人はそもそも外国人なんかに話しかけないだろうが。)
街の中心部やちょっとおしゃれな店とかだと案内なんかも全て英語併記・・・というか英語オンリーだったりする。
そういうとこの店員さんや、その辺のお巡りさんとかも、だいたい英語でやり取りできる感じ。

銀行や、家を貸してる大家さんなんかに拙いシンハラ語で電話すると、今のところ100%の確率で「英語でおk」と返される。
つーか、自分の職場も偉い人が多いコンピュータ系のオフィスなんで、最初みんなが英語で話しかけてきた、、、
英語多少読み聞きできるけど話すのは出来ないので、シンハラ人が英語で話し外国人(俺)がシンハラ語で返事する、という異様な光景が繰り広げられることに・・・。
(つーか「シンハラ語まだ下手なんです」「ああ英語で構わないよ!」「いえ英語も駄目なんです」「あ~」みたいな会話が毎回辛いorz)

人伝に聞いた話では、特にコロンボのタミル人人口は100%英語で日常会話が出来るレベルだと思って間違いないという。
また、スリランカでは欧米風のそれなりに整った身なりをしてる人は、みんな英語が話せると思ってよいという話もあった。


た だ し ! そういう体感はあくまで中心部やおしゃれなお店の話であって、現地の人が日常的に使うような小さなお店や屋台、バス、スリーウィーラーだったり、市外だったりちょっと下町っぽい雰囲気のとこだったりに行ったら、シンハラ語オンリーとかも珍しくは無い。
(もちろん、How much is it? Three hundreds. みたいなレベルの会話は何処でも通じると思うけど。というか特に数字は、シンハラ語で話してても一発で聞き取れないと必ず英語で言い直される。)
また、自分は英語がアレなのでみんな英語ができる!と感じるけど、アメリカ育ちの友人は「こっちの英語は訛りが酷過ぎて、慣れるまでよく聞き取れなかった」とか言ってたりするので、英語が出来る人からすればそんなでもないよ、と感じる程度なのかもしれない。


以上、実際に体験してみてわかった、シンハラ語(文語)と英語についての情報でした。
うん何で俺この状況で英語じゃなくて一からシンハラ語勉強させられたのかよく判らんorz

ここまでシンハラ語について連載しといてなんだけど、田舎に行くとか現地の人と特に触れ合いたい!とかそういう事情が無い限り、日本人は英語でいいんじゃないかなぁ。
もちろん余裕があるなら別だけど、大多数の人はそれを学ぶ労力を英語を実用レベルに上げるほうに費やした方が効率的だと思う。

(2016年更新)今年タイ旅行行って、地元の店とか看板とか全然わからなくて、ちょっとでも現地語できると便利だなというのを4年後になって実感。当時は気づかなかったけど、文字読めたり簡単な会話できたりでこんなにメリットを受けてたのか…(ただしタイは英語率低い)。


2012/11/15 文語と口語のサンプルを追加。前後の文を追記と微調整。
2016/5/11 時間が経って思うとこがあったので最後の文章更新。



>> シンハラ語(口語)入門 目次
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Tag: スリランカ シンハラ語

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